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フロート(float)
2008年10月26日 (日) | 編集 |
10月24日付朝日新聞社会面---【事件・追う--迫る】
    ----「爆弾しかける」26歳は携帯サイトに書いた----ノリ・いたずら・・・それだけ

という、秋葉原の通り魔事件の後に続いた、ネットによる犯行予告事件のその後を追った記事を読んだ。

秋葉原で大量通り魔殺人事件が起こったのは今年の6月8日だったが、
その後に、あの秋葉の事件の容疑者を真似して、「事件を起こす予告」みたいな文章を書いて逮捕される人があちらこちらにいた。

見出しの、26歳の男は携帯サイトに「犯行予告」を書き込んで逮捕された。
(以下、引用)
「書き込みをしたのは、6月19日午前5時ごろ。寝つかれず携帯サイトに接続し、
『今犯行予告したら捕まるな』という新着のタイトルを見つけた。
・・・・(中略)・・挑発するようなタイトルに応じた。
<今日の午前中、横浜駅の東口のどこかに爆弾しかけるわ。死にたい奴は来いや>
<残念ながら、俺は通報も逮捕も全然怖くないんだ>」(引用ここまで)

携帯サイト・・。私は携帯を持っていない。私名義で持っているんだけれど、母が使っている。
そういうサイトは、一度も見たことがない。メールもしたことがない。
でも・・・もしも自分が持っていたら、パソコン以上に依存してしまいそうな気がして、
持っていない方がいいんだろうな・・とは感じる。
パソコンは・・私は一日のうち、けっこう見る時間、こうやってブログを書く時間が多い。
電源が入っているとつい、余計にダラダラパソコンの前にいる感は否めない。
でも、ケータイだと、それがもっとになりそうだなぁ、私の場合。ただ、ケータイは入力が大変とか画面が小さいとか、定額で使い放題だからパソコンなんだけど。
ケータイは、気軽に持ち歩けるという点では、書き込む方もどうしても、気楽に書き込んでしまうのかな。
この前も、私のこのブログに「ブログに悪口・・」の記事で書いたけれど、今の中・高校生はケータイを持っている子が多くて、中には片時も手放せない子もいるらしい。
友達に「今何してる?」とかどうでもいいことをメールして、それでいて返事が来ないと不安になる・・・
いつも神経を尖らせているのかな。だったらケータイなんかトイレの中にでも投げ込んじまえよ!
と思うけれど。そんなことできないんだろうな・・。

記者(井上恵一朗さん:この新聞記事を書いた人)が、26歳の男に尋ねる。(ここから引用)
「(犯行当時は無職。派遣社員で工場を転々とする先の見えない生活が続いているという。)
・・・・(略)・・
書き込みの裏に、境遇へのうっ屈があったのか。
『動機』を推し量る問いを重ねたが、あっさりとかわされた。『そのときの”ノリ”ですよね。こう書いた方が面白い反応が返ってくるんじゃないかと思って書いただけ』
『背景なんてないです』
・・・・(略)・・書き込みを見た人から通報が何本も入った。駅周辺では警官とJR職員ら数十人が見回った。神奈川県警が接続記録をたどって携帯電話の持ち主を割り出し、男の家にきたのは書き込みの7時間後。あっという間の逮捕だった。
こうなることを想像できなかったのか。そうただすと、笑顔が少し、ゆがんだ。
『社会に迷惑をかけるつもりなんてなかった。イタズラという感覚だったので……』
軽い気持ちで送信した文字が巻き起こした事態を、自覚できていないようだった。」(引用ここまで)


そうだったんだ・・イタズラで・・と私は意外に思った。「社会への不満」が相当溜まっていたことが、動機なのかと・・・この事件を取材した記者と同じように思っていた・・。
でも、イタズラにしては、あまりにもシャレにならないイタズラなんじゃないかな。
「じゃあ、オレも」っていう、軽いノリで?

その気持ちについては、分かるような気もする。私は2ちゃんねるの「メンタルヘルスサロン」に書き込みを何回かしたことがある。悩みを「相談」して、私にとって有益になる情報をくれた人もいた。
救われている人もいるだろう。自殺を考えている人などにとってはセーフティーネットにもなると思う。そういう面では、時にその存在は重いと思う。ただ・・・ある種の「虚しさ」を感じたことは確かだ。どこの誰かも分からない・・年齢も・・その人の性格も判るわけがない。
自分の性格も偽ることができる。顔も名前も分からないから、口では言わないようなこともポンポン出てきて、パソコンの中では饒舌になる。
そして、「今」書き込まれている言葉が全てで、書き込んだらその瞬間に、
とけてどこかに流れてしまう・・
その瞬間、でなくても、何分・何時間の単位で輪郭のある言葉ではなくなってしまうような気がする・・
2ちゃんねるとは、そういうところだと思った。良くも悪くも、そういうところ。
この26歳の男が書き込んだ携帯サイトも、似たような部分があるかもしれない。または、ブログも。

でも、「イタズラでやった」とはいえ、警察や一般人を巻き込むような事態になったのだから、
本人はその後、「自分の書き込みでこんなに騒ぎになった。やっぱりあれだけ書けばすごいんだ」と”世間が反応したことが嬉しく”思ったのか、それとも少しは反省したのか。そこら辺の思いは記事には書かれていない。(「屈託なく事件のことを語る」と冒頭にあったので、反省はしていないかも・・)
横浜駅の写真が記事と一緒にある。
『爆弾をしかけると予告された横浜駅。駅員や警察が巡回に追われた時間帯、予告した本人は布団の中で眠っていた』という。
(冒頭の記事から引用)⇒『イタズラだったんで、警察がきたときは実感がなかったです。ホントに捕まるの?って。』


(引用ここから)
「警察庁によると、秋葉原事件以降、加藤容疑者が起訴された10月10日までの間、ネット上での『犯行予告』が、警察が把握しただけでも70件あった。すべて検挙されており、逮捕者は51人に上っている。」(引用ここまで)

記者は、犯行予告をした被告を訪ねて歩いて、取材を申し込んだそうだ。
ある家では、被告を母親がかばった、とある。
母親の言葉・・・『逮捕されるようなことと思ってなかったんです。死ねとか殺すとか、ネット上ではあふれているでしょう?』  うーん・・確かに・・。
記者は、こうも書いている。
「法廷での『模倣犯』たちの弁明も、『冗談のつもりでした』と判で押したよう。秋葉原事件で人々が抱いた恐怖に対する想像力が欠落していた。」

<死ね(氏ね)とか殺すとか、ネット上ではあふれている>
・・・あふれすぎだよ、確かに。「死ね」、「殺す」。・・・重い言葉なんだよ、本当は。
そして、フィンランドの新聞が銃乱射事件の後に書いた言葉を思い出す。

「ネットがどれほど人間の邪悪な面をあおるか、問うてみた方がよい」
「仮想世界では、人は他者の上に立てると錯覚するのだ」

これは、私自身にも言えることだと思う。誰にでも、かもしれない。肝に銘じないと。

追記:タイトルの「フロート(float)」という言葉は、冒頭の新聞記事を読んだ時に頭に思い浮かんだ。
そういえば昔、カキ氷の中にアイスクリームがある、同じ名前のアイス(オレンジ味とコーヒー味)
が、あったような。



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