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梅酒
2008年06月24日 (火) | 編集 |
昨日の夜、ダンナが梅酒を出してきた。11年前、結婚した年の6月に漬けたもの。
二つのうち、一瓶は去年の秋に出したが、確かもう一瓶残っていると言っていた。

11年の時を経て、梅酒はけっこう良い色になっていた。茶色というか、琥珀色というか。
私も少し味見させてもらった。この前のよりも、甘い。
これは砂糖を多く入れたやつだから、とダンナは言っていた。

本当だ・・ダンナの、決して上手いとはいえない字で書いてある・・1997年6月17日。
「梅:1.5㎏ 氷砂糖600g 焼酎1.8ℓ」
懐かしいな・・当時のことを少し思い出した。

-------------

うちの一軒挟んで隣の、今は空き家になっている家の物置の軒下に、
この家に住んでいた人が漬けた梅酒が、そのまま残されている。
もう長いこと。約8年。

この家は50代の夫婦2人暮らしだった。越してきたのは、今から15,6年前くらいだったかな。
おじさんもおばさんも、とても感じのいい人だった。

それから3,4年経った頃か、おばさんがガンだということが分かり、闘病生活を続けていた。
私の母が、「うちの娘が結婚することになったさ。あとを継いでくれるだと」と報告すると、
「良かったね。それが一番いいよ」と言って喜んでくれたらしい。
私達の結婚式は4月だったが、おばさんは3月に亡くなった。

おじさんは、おばさんが亡くなった後もその家に住み続けた。
私にもダンナにもニコニコ挨拶をしてくれて、いい人だった。

そして何年か経って、ミレニアムの年。おじさんは自ら命を絶ってしまった。
ガンと闘っていたという。身寄りがなく相談する先がなかったらしい。

おばさんの妹や親戚の人が来て、遺品を整理して、組の人だけでひっそりと葬儀をした。
それから2,3日経って、親戚の人も家を後にすると、夜は全く電気がつかなくなった。

寂しいな・・。
亡くなる何日か前、おじさんはゴミを燃やしていた。荷物を整理していたのだろう。
そんなこととはつゆ知らず、私は「あーあ、煙が来ちゃう」と、少し迷惑に思っていた。
・・・・。

一軒家の借家だったが、大家さんもおばさんの親戚も、残された梅酒に気付いたのか気付かないのか、
そのままにされてあった。
今も、そのまま。
誰にも、蓋も開けられずに、家が取り壊される時まであのままだろうか。

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11年前、ダンナが漬けた梅酒が飲み頃になる時は、もう子どもが2人ぐらいいて、一人は小学生で、
一人はまだ幼稚園かな、などと、想像していた。
けれど、そうはならなかった。

コメント
この記事へのコメント
切ないくらいの現実。
それでも、今生きている者はどう生きていくか。


2008/06/25(水) 00:24:45 | URL | ryoko #-[ 編集]
ryokoさん、ありがとうございます♪
おじさんが亡くなってしまった時は、とてもショックでした・・。
電気がついているのをいつも何気なく見ていましたが、突然いなくなるなるなんて。

おととい、隣の家の人が梅をくれたので、ダンナが昨日の夜、氷砂糖と焼酎で、また漬け込みました。
飲む時には・・きっとすごく幸せではなくても、ウダウダしながらも
「おいしいね」「懐かしいね」などと言っていそう・・だといいけど(´ー`)
2008/06/25(水) 05:55:20 | URL | OK #-[ 編集]
大丈夫!
きっと、そこには笑顔が生まれるはず。
2008/06/25(水) 22:27:52 | URL | ryoko #-[ 編集]
ryokoさんこんにちは、ありがとうございます♪

そうですよね・・きっと、‘何でもないようなことが幸せ’なんですよね。
ryokoさん、ありがとう☆(´・ェ・`)☆
2008/06/26(木) 11:10:05 | URL | OK #-[ 編集]
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