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戦艦大和の最後
2011年09月04日 (日) | 編集 |
こんにちは。

きのうの夜、テレビの「ディスカバリーチャンネル」というドキュメンタリー枠(すみません、うまく言えない)で、太平洋戦中に撃沈された、「戦艦・大和」のことを放送していました。

(なぜ、我が家でディスカバリーチャンネルが視聴できるかとか、どんだけテレビ見てるのアンタ、とか、そういうことはまた後々、どこかで説明します)

日本の戦艦大和は、その当時世界で最大級の大きさを誇り、そして、
アメリカ軍によって撃沈された-----という、「悲劇」だけは、私は知っていました。
当時アメリカ軍が保有していた戦艦の大砲の最大(または有効)射程距離は約11km、
それに比べて、大和は最大(または有効)射程距離が46km、という途方もないものでした。
(最大または有効というのは、「敵にダメージを与えられる距離」、という私なりの理解です)

1941年12月16日、戦艦「大和」竣工(完成)。
1945年4月7日、戦艦「大和」、沈没。(米軍に攻撃される)

大和に対する私のイメージは、「戦時中を過ごした人が郷愁を感じるもの」
「悲惨な死を迎えた兵士たち」「国力を無視したあまりにも無謀な代物」という、<ステレオタイプ的な>見方でした。
しかし、戦艦大和の最後を知り、こんなにあっけなく・・・と、事実を淡々と受け止める心境になりました。

1945年4月、日本の戦況は悪化して、4月7日、沖縄水上特攻部隊(第2艦隊)が壊滅し(「あの戦争は何だったのか」・保阪正康著の”太平洋戦争に関する年表”より)、
大和は洋上で味方がいなくなり、ついに、米軍に撃沈されます。
その様子を次に。

■米軍は飛行機(戦闘機)から、大和の甲板をひととおり爆撃。

■うまく沈むように、大和の船の片側一方だけを攻撃。

■バランスを失った大和は、沈む。沈む途中、船内部で数回の爆発。

■船体がいくつかに折れて、海底に突き刺さる。

という、沈没の過程だったようです。

ディスカバリーチャンネルでは、海底の大和の現在の様子をとらえました。
船首には、直径2メートルの「菊のご紋」。
大和の乗組員だったのか太平洋戦争の兵士の生存者か、うろ覚えなのだが、年齢おそらく85歳過ぎくらいであろう男性が、大和の菊の紋について、「天皇陛下の船だったから」というようなことをインタビュアーに答えていました。
「戦艦大和」が無用の長物だと言われていたことや悲劇的なことについてはここでは触れませんが、
あまりのあっけなさに、私は、「なんだったの・・」と思いました。

その後、先の本「あの戦争は何だったのか」を引っ張り出してきました。

以下、気になる箇所を転載。

新潮新書「あの戦争は何だったのか---大人のための歴史教科書」
保阪正康著・2005年7月20日発行・P158~P160より。

===================================

 ここに至る状況に、そしてまた次に来る”半狂乱”化した状況へ導いたのは、誰に責任があったからなのだろうか。
 果してそれを、一概に「東條が悪い」、「軍部が悪い」で片づけてしまっていいかというと、私は、そうは言い切れないと思うのだ。

 この戦争の”突破口”を開いた責任は、確かに海軍にあったと思う。「ミッドウェー海戦」での情報隠蔽などということもあった。しかし、かといって、昭和十八年に至る状況を、「海軍が悪い」だけですませてしまうことはできない。
 さらに「昭和天皇に責任はない」とも言い切れないだろう。だが、「天皇の責任だ」といった瞬間に、それは”逃げ”になってしまう。その責任は緻密に多様化しながら考えるべきことだろう。
 また反面、この時代ほど、日本国民が”総力を結集した”ことはなかったのも事実だ。
 国民は、「ぜいたくは敵だ」「欲しがりません勝つまでは」とのスローガンの下、貧しさに耐え、装飾品の類は軍需物資のため全て供出した。そして女性たちは出征した兵士のために千人針を縫い、国民学校生までもがみな工場で働いた。日本国中がただひたすら一つの方向に、団結して向かっていったのである。
 その結果が、並外れた、視野狭窄ともいえる”集中力”を生み出していたことを全否定はできないはず。しかし、結局、”総力を結集した”方向が、「お国のために死ぬこと」になってしまったのである。
 その”集中力”とは何だったのか-------。それを問うことが現在の課題であると私は思っている。

==================================転載ここまで。

「東條が悪い」を東電に、「軍部が悪い」を政府に変えると、今とよく似ていると思います。
しかし、時代は変わり、「がんばろう日本」と無邪気にがんばる人、
「がんばろう日本」?がんばれねえよ(#゚д゚)ペッ、という人、様々です。そこが救いかな。
「今は戦時だ」と言う人もいます。外国から見てもそうかもしれません。
(原発事故でこれから何が起こるか分からないという意味で)「戦時だ」と言う人もいるかもしれないですが、人によって感じ方は一様でないと思います。危機的環境なのは、事実だと思う。

『視野狭窄ともいえる”集中力”』-----
みんな一方向だけを向くこと、自分と少しでも意見が違うと「もうダメ」となること、私はそういうのだけは避けたいと思っています。


コメント
この記事へのコメント
ちなみにゼロ戦も
5年ぐらい前でしょうか、NHKの特集だったと思いますが、
その際、テレビの音声しか聴いていないので、
詳細が曖昧な、大雑把なコメントである事をご了承ください。

私には、あの世界最高性能と呼ばれた(らしい)
ゼロ戦でさえも、ある時から、大和に近い感じになって
いったように思われます。
それは大量生産の必要もあったでしょうし、空中での動きを
良くするためにか、飛行機の本体の軽量化・資材の節約も
あったのでしょう、ある時期から非常にヤワな造りにしてしまい、
急旋回か急上昇すると、なんと自ら空中分解することも
しばしばだったとか。

当然、自滅するその設計に異を唱える者もいたのですが、
軍の偉い人たちは、

「それは大和魂で何とかなる!」

と言いきったと。

私は決して、左よりとは言えない考えの持ち主では
ありますが、それ以来、しばらく、「大和魂」という
言葉が嫌いになりました(但し、それ以前・以後も、
そもそも私の使う言葉ではありませんが)。

以前、戦争経験者に聞いたことがある、
戦闘機をやっつける為だと言う竹やり訓練も同じでしょう。

視野狭窄ともいえる集中力。

でも、これは日本だけの現象ではないと思います。
ベトナム戦争時の米軍もしかり、最近のテロもしかり、
追いつめられると、人間の考えることはメチャクチャです。
そして、戦争の被害はさらに悪化していくのです。
2011/09/07(水) 00:38:40 | URL | うご #-[ 編集]
Re: ちなみにゼロ戦も
☆うごさん、こんにちは。
コメントありがとうございます!
今日はカラッとしています。v-278富士山見えるかな?

> 私には、あの世界最高性能と呼ばれた(らしい)
> ゼロ戦でさえも、ある時から、大和に近い感じになって
> いったように思われます。

そうらしいですね・・。
「ゼロ戦は無敵」みたいな時もあったらしいですが、「過去の遺物」的みたいになっていった、というような話は、本やテレビや、生存者の話を総合すると、そうかもしれないですね。。

> ある時期から非常にヤワな造りにしてしまい、
> 急旋回か急上昇すると、なんと自ら空中分解することも
> しばしばだったとか。

山梨に「河口湖飛行館」というのがあって、ゼロ戦の大ファンの人が、南太平洋に墜落している当時のゼロ戦を回収し、復元して、そこで夏の間だけ展示しているのですが、何年か前に私はふらふらとつい、ゼロ戦を見に行ってしまいました。
そのパンフレット(やや「遊就館」っぽい)を今引っ張り出してきて見たら、「残骸から回収した主桁材には、超々ジュラルミン熱処理材と呼ぶ強力な新軽合金の押出し成型材を起用した。驚異の性能を生んだ秘密の一つ」(軍事オタクっぽくて難しいです)とあり、当時これを開発した人達は自信満々だったのかなぁとは思います。その慢心が、空中分解を生んだのかも、ですねぇ。
(パンフには「零戦よ甦れ」と題してあります。戦争云々はさて置き、ゼロ戦は戦艦大和と同じで、ファンにとってはたまらない魅力があるのでしょうか)

> 私は決して、左よりとは言えない考えの持ち主では
> ありますが、それ以来、しばらく、「大和魂」という
> 言葉が嫌いになりました(但し、それ以前・以後も、
> そもそも私の使う言葉ではありませんが)。

分かります。うごさんが「大和魂」という言葉は使わないというのは。
うごさんはそういう感じではないイメージです。
「大和魂」・・使いたがる人がいますが、どうも権力くさくてギラギラしていて、
私は苦手です。私も使わないです。
(ナデシコJapanも、サムライニッポンもつまらない言い方...
ゴリラジャパン(ひどい)に金髪ニッポンとか他の言い方あるだろう!とか、
つい内心思ってしまう私..^^;)

> 以前、戦争経験者に聞いたことがある、
> 戦闘機をやっつける為だと言う竹やり訓練も同じでしょう。

ですね・・。

> 視野狭窄ともいえる集中力。
>
> でも、これは日本だけの現象ではないと思います。
> ベトナム戦争時の米軍もしかり、最近のテロもしかり、
> 追いつめられると、人間の考えることはメチャクチャです。
> そして、戦争の被害はさらに悪化していくのです。

視野狭窄ともいえる集中力は、「良かれと思ってしていること」の中にも起き得る、
それは右翼左翼関係なく起きる、と感じます。

> 追いつめられると、人間の考えることはメチャクチャです。

ありますね、それは。。

視野狭窄について、ある記事のおまけ的なのですが、ちょうど記事にしようと思っていたところです。

うごさん、いつもありがとうございます。(^-^)
2011/09/08(木) 17:27:35 | URL | ゆうこ #-[ 編集]
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