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震災後、目立たなくなってしまった問題が気になる
2011年05月14日 (土) | 編集 |
高齢者で介護が必要な人について書こうと思ったのですが、まず、
「うーん・・」と感じたのが、fc2ブログのジャンルです。
私は、ジャンルを「政治・経済」にしようかと思ったのですが、福祉というのが出てこなくて、「結婚・家庭生活」のうちに”親の介護”というのが入っていました。
やはり、社会全体で高齢者の生活をみるというよりも、まだまだ家庭や個人に頼る面が大きいのか・・と感じました。
高齢者以外でも、心身にハンディを抱える人や教育途上の子ども、要するに弱者ですね・・・。
もちろん、fc2以外のブログでは違うかもしれませんが、社会の空気的にも、ですねぇ。

菅政権は今は原発や震災復興のことで全体のことに手が回らないかもしれませんが、
震災ではまず、社会的に基盤が弱い人(要するにお金も絡んできます)が、
生活への直撃を受けてしまったように思います。
これをきっかけに、菅政権は社会的強者である大企業から、「お金をもっと出してください」と言いそれを実行し、弱い立場の人でも人間らしく生きられる風潮を作っていってほしいのですが。
(そういうことを思えば思うほど私が失望するのは、無関心な人が多いからか)


ちょうど一年前の記事なのですが、あまりに気分が重く、書けませんでした。
(母はまだ抗がん剤治療をしていました。)
1年前と今、高齢者の介護問題の状況はほとんど変わっていないと感じます。

以下、山梨日日新聞2010年4月17日(土)一面より転載。
山梨県内の高齢者介護の現場からのレポートです。

*********************************************転載ここから。

施設利用高額化 手届かず

介護保険10年---県内の現場は今---【1】
低所得世帯 制度改正 生活にしわ寄せ



 「食事代だけでも月に5万円もかかる。施設なんて、とても入れられない」。身延町の自宅で母親(97)を妻とともに介護する桜井孝夫さん(73)=仮名=は大きなため息をついた。母親は5年前から認知症を患う。家中を徘徊して大声を上げたり、幻覚症状でひ孫を驚かせてしまうこともある。

 「もう限界だ。施設に預けよう」。1月、孝夫さんは町内の福祉施設の資料をかき集めた。だが、食事代と居住費で月に10万円以上かかることが分かった。年金暮らしの孝夫さん夫妻。母親の年金を合わせた年間の収入が約190万円なのに対し、入所には少なくとも年間120万円はかかる。手元に残るのは70万円にも満たない計算だ。

保険料70%上昇

 食事代は所得に応じた軽減措置があるが、同じ敷地内に住む息子の収入があり、「非課税世帯の減免に当たらない」と町の職員に言われた。「おばあさんを介護しているのはわたしと妻なのに…」
 孝夫さん夫妻の年金を母親の介護費用につぎ込めば、母親を施設に預けられるが、自分たちの生活がままならなくなる。施設より安価なデイサービスとショートステイを交互に利用しながら、自宅での介護が続く。
 
 「介護を社会全体で支える」とうたった介護保険制度。だが、2005年10月以降、国が社会保障費抑制政策で施設の食事と居住費が保険対象外となった。さらに要介護認定者の増加に伴う給付額の増加で、県内の65歳以上の平均保険料(09~11年度)は10年前の制度スタート時より70%近く上昇。08年度から75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の保険料も加わり、負担は重くなるばかりだ。

 月3万円で暮らす

 同町で一人暮らしをする相原良江さん(87)=仮名=は糖尿病の持病があり、足が不自由だ。要介護認定を受ければサービスを利用できるが、「食べるのが精いっぱい。どうせ利用料は払えないんだから」と要介護度の認定調査も受けていない。
 相原さんの年間収入は年金の38万円だけ。ここから介護保険料約2万3千円と、後期高齢者医療制度の保険料約1500円を自動的に引かれる。1ヶ月の生活費は3万円しかないのに、デイサービスを1回利用すれば自己負担分として、1割に当たる500~千円に加え、食費約500円を支払わなければならない。「1日の米代が80円」という相原さんにとっては重過ぎる負担だ。

 一方で、制度を利用して負担が軽くなった人も少なくない。昭和町築地新居の岸貞子さん(68)の夫・昭二さん(68)が脳管出血で倒れ、右半身不随になったのは20年前。入退院を繰り返しながら約15年間、自宅で介護した。
 住宅ローンを抱えて働きながら、帰宅後は夫を「引きずるように風呂に入れていた」。だが、制度が始まり、1日おきにデイサービスを利用できるようになった。幸いにも夫の退職金や貞子さんの給与で希望するサービスを受けられた。貞子さんは「介護保険があったから、何とか乗り切れた」と言う。

 「ある程度収入がある人にはいい制度だが、ない人には使いづらい」。介護関係者の多くはそう話す。介護保険制度以前の老人福祉制度では、低所得者は無料でサービスを受けることができた。「生活を切り詰めないと介護ができない制度はおかしい。誰もが安心して年を取れるセーフティーネットを整えてほしい」。孝夫さんは切に願っている。




******************************************転載ここまで(下線は私による)。

「アリとキリギリス」という問題ではなく、
お金があるかないか、運が良いか悪いかで決まる、
老後または病後、引退後のQOL(生活の質)。


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