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加藤智大被告への死刑求刑と、辺見庸の「水の透視画法」
2011年02月10日 (木) | 編集 |
読売オンラインより、一部転載。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

秋葉原事件、加藤智大被告に死刑求刑

 東京・秋葉原で2008年6月、17人が死傷した無差別殺傷事件で、殺人や殺人未遂罪などに問われた元派遣社員・加藤智大(ともひろ)被告(28)の公判が25日、東京地裁であった。

検察側は「社会を震撼(しんかん)させた犯罪史上まれにみる凶悪事件。人間性のかけらも感じられない悪魔の所業で、遺族や被害者の処罰感情は厳しい。多数の模倣犯を生むなど悪影響も計り知れない」と述べ、死刑を求刑した。2月9日に弁護側の最終弁論と被告の意見陳述が行われて結審し、判決は3月24日に言い渡される。

(2011年1月25日15時43分 読売新聞)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(転載終わり)


2月8日付山梨日日新聞・文化面の、作家の辺見庸さんの「水の透視画法---67 紅梅と悪魔とヒト」より、秋葉原事件の加藤智大被告について辺見さんが書いている部分を抜粋。

以下、一部抜粋 ******************************************

 検事たちは、人間やいわゆる人間的なものの対極に悪魔を措(お)き、被告人の罪状の重さをきわだたせるために、悪魔の形容をひるむことなくもちいたのだろう。犬をなだめながら、でもなあ…と、わたしはとまどう。そして、ひやりとする。検事たちも記者たちも悪魔の所在なんか信じていまい。非在のものを裁判にもちだし、記事に書くその心根に、手におえない思念の廃(すた)れを感じる。あぶなくはないか。

かつてある思想家は書いた。「十八世紀末以前には、『人間』なるものは実在しなかった。それは知という造物主が作りだした最近の被造物である。」 近代の知がこしらえた「人間」という価値概念は、ヒトがじつはおそるべき「非人間」の半面をふくみもつにもかかわらず、それを他者として切りはなし、他者を排除・抑圧することでヒトとその社会に本来的に潜在する暴力性や狂気をかくそうとした。二十一世紀の悪魔もそうしてつぎつぎにねつ造され、排除されつつあるのではないか。

.........................中略........................

 悪魔と青年をよばわることのすごさ。悪魔とよばわる者らは、そのむなしさを知っていよう。つまり、ことばなんかほんとうは信じていない。ということは、「人間」のふかみに関心をもっていない。無差別に多数を殺傷した者、それを悪魔と責める者。ともに「人間とことば」への関心と執着をなくしているのかもしれない。犬がうなる。

********************************************** 一部抜粋終わり。

辺見庸さんって、言うことがいつも鋭いなぁと思う。

> 検察側は「社会を震撼(しんかん)させた犯罪史上まれにみる凶悪事件。人間性のかけらも感じられない悪魔の所業で、遺族や被害者の処罰感情は厳しい。多数の模倣犯を生むなど悪影響も計り知れない」---(読売オンラインニュース)

「人間性のかけらも感じられない悪魔の所業」、か。
殺人事件でよく使われる言葉のような気がする。
使い古されているというか、使い回されているというか。

加藤智大被告は、このままいくとおそらく、死刑確定だろう。
なにしろ、(検察側は)「最高裁が示した死刑選択基準(永山基準)に従って罪状を検討。」(読売オンラインより)なのだから。国民も、「7人も殺してるんだから」というところか。

それをいうなら、死刑囚を、
死刑場の四角い穴からロープで首を括って落として首の骨をバラバラに折って殺すことも、
「人間性のかけらも感じられない悪魔の所業」、ではないのか。

そういうのは真剣に考えないのかな、司法の人たちは。(本当は考えているだろう)
政治家は、日本国民の約8割が死刑制度存置派で、「死刑制度反対」なんて言ったって、
票にならないから真剣に論じないわけか。

山口光市母子殺害事件の被告の元少年の、一審で無期懲役の判決に「何で死刑にしないの!?」と、私は、家族とテレビを見ながら、叫んでいたことがある。
自分だって「暴力性や狂気」を持っている人間であることに、その時は気が付かなかったのだ。


コメント
この記事へのコメント
どっちみち死刑は避けられない
 こんにちは。

 先月行われた秋葉原無差別殺傷事件を起こし、7人死亡、10人以上に重軽傷を負わせた加藤智大被告の裁判が行われ、検察側は「史上類を見ない残虐な犯罪」として死刑を求刑しましたが、当然だと私も思います。7人を殺害し、10人以上に重軽傷を負わせ、歩行者天国を一瞬で地獄に変えた加藤被告の行為は許されるものではありません。被害者や遺族殻の処罰感情も大きいのも当たり前だと思いますね。

 何の面識もない人々を襲撃し、自分の存在をアピールするのはテロにも他ならないし、人間の所業でないことは明らかです。

 もう一つ、このような凶悪事件の裁判の際、なぜ被告の弁護側はこぞって「被告は心身耗弱だから」「反省しているから」と罪を軽くしてほしいと訴えるのか理解できません。被告が反省してるから? 心神耗弱だから? そんな理由で罪が軽くなるなど100パーセント大間違いだし、犯罪者の人権保護に他なりません! 凶悪犯罪者生かしておいたって百害あって一利なし!! あの宮崎勤も死刑執行になぜ20年もかかるのかも疑問だが。

 それに、山口県光市の母子殺害事件の元少年や、オウムの麻原彰高などずいぶん前に死刑判決を受けているのになぜ執行しないのかも理解できない。元少年に関してはもう成人になっているのに名前も顔も出さない。こんな人間にプライバシーもヘッタクレもない! アメリカだったら新聞やニュースに名前と顔がバンバン出る。

 社会に多大な影響を与えた凶悪犯罪を起こした人間には、死刑や終身刑以外ないと私は思います。反省している。心身耗弱だから。そんな理由などどうでもいい。犯罪者の人権よりも凶悪犯罪から社会を守るのが常識だから。
2011/02/11(金) 15:13:30 | URL | アジシオ次郎 #-[ 編集]
安心
しました。管理人も自分と同じだなと…一度はなぜ死刑にならないの?なんて疑問抱えたことはあるんたなと。
2011/02/12(土) 00:13:56 | URL | 介護員 #-[ 編集]
アジシオ次郎さん、コメントありがとうございます!
☆アジシオ次郎さま、いつもコメントありがとうございます。
今日も寒いです。(じとっ・・と、寒い感じです。(((~_~))))v-276v-277

私とは違う意見でも、このように普通に真面目なコメントをいただくと、安心します。



> 検察側は「史上類を見ない残虐な犯罪」として死刑を求刑しましたが、当然だと私も思います。

> 加藤被告の行為は許されるものではありません。被害者や遺族殻の処罰感情も大きいのも当たり前だと思いますね。

そうですか・・。アジシオ次郎さんは、そのように考えていらっしゃるのですね。
私は、加藤被告が死刑にされて「当然だ」、とは思えないんですよね・・。
そして、遺族や被害者の処罰感情が大きいのは、私も分かるつもりでいます。
しかし、それと量刑を一緒に考えて「死刑に」、ということはできません。
なぜなら、加藤被告がなぜ大量殺人事件を起こしたか、加藤被告自身が知るまで、
そして本当に罪を悔い改めることが出来るのかどうか、見届けたいというか、
私にはそういう気持ちがあります。
小田島死刑囚のように、自分の身内のことを気にかけてはいるが被害者に対してはどうなんだろう、と、反省しているかどうか疑問な人もいます。

しかし、この世に、殺人事件が一件もないということがありうるだろうか・・・
いえ、ありえませんよね・・おそらく。
これから未来永劫、殺人事件が一件もないなど、ありえないでしょう。

私は「世界情勢の流れで死刑廃止に」とか、あまり知識を頭に蓄えておくことが出来なくて、
そういう方面からはよく分からなくて、うまく説明できなくて申し訳ないです。

>  何の面識もない人々を襲撃し、自分の存在をアピールするのはテロにも他ならないし、人間の所業でないことは明らかです。

「人間の所業ではない」・・・これは本当に、よく使われる言葉ですよね・・。
でも、人間のやったことに間違いがないのです。
私はたまたま、「O.ゆうこ」という人間に生まれて、加藤智大という人間には生まれませんでした。元オウム代表の松本死刑囚としても、生まれてきませんでした。

だからしんどいけれど、死刑にする、という選択肢を選ばず、殺したくはないのです。

理解できないかもしれません。
そして、それを他の人の顔を覗き込んで「諭す」ということもしたくないです。
なのでこうやって、うじうじぶつぶつと、書くしかありません・・。

>  もう一つ、このような凶悪事件の裁判の際、なぜ被告の弁護側はこぞって「被告は心身耗弱だから」「反省しているから」と罪を軽くしてほしいと訴えるのか理解できません。被告が反省してるから? 心神耗弱だから? そんな理由で罪が軽くなるなど100パーセント大間違いだし、犯罪者の人権保護に他なりません!

弁護士はもちろん、それが仕事なので一般人が「本当に心神耗弱?」と疑問を持っても、被告を弁護するしかないと思います。(ただ、山口光市のあの事件の安田弁護士の方法には、私は疑問を持ちましたが。)
殺人犯であっても、人権保護はされるべきです。それが、民主主義だと思います。

>  あの宮崎勤も死刑執行になぜ20年もかかるのかも疑問だが。
>  それに、山口県光市の母子殺害事件の元少年や、オウムの麻原彰高などずいぶん前に死刑判決を受けているのになぜ執行しないのかも理解できない。

それは、一理言えていると感じます。
若い女性二人を殺害した、山地悠紀夫元死刑囚は、オウムの松本死刑囚よりもずっと後の犯罪にもかかわらず、2009年7月28日に、死刑を執行されています。山地元死刑囚以外にも、います。
なぜそういう「順番」なのか、不透明な部分があり、国家権力で人を殺すのだからそういう部分を公開するべきだと思うのですが、それがなされていません。

>  社会に多大な影響を与えた凶悪犯罪を起こした人間には、死刑や終身刑以外ないと私は思います。

終身刑については、いまや「無期懲役が終身刑化している」、と言われています。
(そういうことも、書かなければいけませんね・・カテゴリを今さら作ったので、死刑についてのこのブログの記事がバラバラで・・。)
終身刑とは、「一生刑務所から出てこられない」ということですよね。
山口光市の母子殺害事件の遺族、本村さんが「今現在の最も重い刑罰である死刑しか考えられない」と言いましたが、もしも終身刑があったら本村さんは、「今現在の最も思い刑罰である終身刑しか考えられない」と言った(考えた)のでしょうか。と、私は想像してみましたが・・。

アジシオ次郎さん、分かりにくかったら申し訳ないです。
自分でも終身刑について、改めて考えるきっかけになりました。
コメントありがとうございます。
2011/02/12(土) 19:31:20 | URL | ゆうこ #-[ 編集]
介護員さま、コメントありがとうございます!
☆介護員様
もしかして、はじめまして、でしょうか。
ありがとうございます。

> 管理人も自分と同じだなと…一度はなぜ死刑にならないの?なんて疑問抱えたことはあるんたなと。

あります。以前は私は、「死刑制度存置派」でした。
山口光市の母子殺害事件は、事件を起こしたのが少年だけれども・・けれども、
「犯人の少年を、今現在の刑罰の中で最も重い死刑にしてほしい」
と訴える遺族の本村さんと、ワイドショーやニュース等で伝えられる被害者の平和でつつましやかな生活を考えると、当時の私はそのように「無邪気に」思ってしまったのは事実です。
強く、「少年なのは分かるが、だったら被害者はどうなるんだ!」と、思っていました。

死刑制度存置派だった当時は、死刑をどうやって行うかとか、
死刑囚の気持ちとか、冤罪で死刑になる可能性もあるなど、私はそういうことにまったく無知でした。
死刑のリアルな描写の文章にには衝撃を覚えました。ゆううつになりました。
そういうことを知らずに「無邪気に」「正義感で」、「死刑にならないとおかしい!」、そう思っていたのです。

(死刑とか、朝鮮学校無償化とか天皇制とか国旗国家法とか、つながっていて、
「空気を読む」「少しは目立ちながらも芯の部分では皆と同じでいたい」---- そういう考えが日本人の中にあって、一歩間違うと同方向に行って過去に戻るのではないか、そんなことを考えて、
私は臆病者でびくびくしがちなので、心配になってしまいます。)

介護員さま、ありがとうございます。
2011/02/12(土) 20:17:55 | URL | ゆうこ #-[ 編集]
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