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アメリカ、核爆撃機開発へ
2011年01月12日 (水) | 編集 |
「今後の予定」と書いたのですが、見逃せないニュースがありました。
1月7日付asahi.comより、転載。

以下::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

米、核爆撃機を新開発へ 「核なき世界」に逆行の恐れも
2011年1月7日15時0分

 【ワシントン=望月洋嗣】ゲーツ米国防長官は6日、核兵器を搭載できる新型の長距離爆撃機開発に国防費を重点的に投入する方針を明らかにした。今世紀半ば以降の使用を想定した新たな核兵器の開発計画は、「核なき世界」を唱えるオバマ政権の方針に矛盾しかねない。

 ゲーツ氏はこの日、2012会計年度(11年10月~12年9月)に向けた国防予算の節約計画を発表した際、経費削減の一方で、重点的に開発に投資する兵器として、空軍が要望していた「敵空域に深く侵攻できる核搭載可能な長距離爆撃機」を挙げた。

 ゲーツ氏は新型爆撃機が、敵対国の空域に深く入り込んでいく空軍能力の「要」になるとの認識を示し「老朽化した現行機が退役する前に、新型機の計画を始めることが重要だ」と説明した。

 新型機の詳細には触れなかったが、遠隔操作可能な無人機も検討していることを明かした。レーダーに捕捉されにくいステルス性能も備えるとみられる。

 核搭載可能な新型爆撃機の開発構想はブッシュ前政権時代に浮上。06年には国防総省が2018年の就役を目指して新型機を開発すると表明した。ただ、現行のB52、B2両爆撃機は今世紀半ばまで使用可能とされることなどから、財政難の中でいったん、実際の計画としては先送りになっていた。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::転載終わり。

1月8日付山梨日日新聞(共同通信配信)から、一部追加。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::以下転載。

 長距離爆撃機の開発は「空軍の主要な新規投資分野」と位置付けた。遠隔操作による無人機が検討対象になるという。中国は近年、米軍を寄せ付けないための兵力(エリア接近拒否能力)を整備しており、これに対抗する狙いがあるが、核兵器運搬手段の増強につながる恐れもありそうだ。
 ゲーツ氏は、米軍の厳しい財政状況では軍事部門も聖域ではなく、予算削減は不可避との認識を表明。一方で「同盟国へのメッセージ」として「世界的な責任を果たすために必要な防衛能力への投資は続ける」と述べ、米軍の抑止力に影響はないと訴えた。
・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・
 開発計画の遅れやコスト増が表面化している最新鋭戦闘機F35は、日本政府が導入を検討する空軍仕様などについては予定通り開発を継続するとした。
 
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::山日新聞転載ここまで。

(強調(太文字)は私です。)

私の感想を書こうと思ったのですが、時間がなくなってしまいました。
ちょっとだけ。

お金が無いから(財政状況が悪いから)、比較的安価な無人機に切り替えるのだろうか。
何でも、「お金お金」で換算か。
(201012:44追記)
→何も私は、有人の爆撃機の方が良いと言いたいのではない。アメリカのあまりのドライさ加減に背筋が寒くなる。何が「核のない世界へ」だかね。(追記終わり)

> 核兵器を搭載できる新型の長距離爆撃機開発に国防費を重点的に投入する方針を明らかにした。

アメリカ政府にひと言。
イラク戦争は「大量破壊兵器をイラクが所有しているから」という名目で始めたんですよね?
でも、イラクには大量破壊兵器などなかったですよね。
はっきり言って、核兵器は、大量破壊兵器ですよねぇ。
自分のところが一番、大量破壊兵器を所有しているんですよね?
いつ、誰が、「アメリカどの、世界の警察になってくだされ!お願いじゃ!」と、
頼んだのでしょうか。

無人機は卑怯だ。
金も技術もある大国が、貧しい一般人の多い国を「悪の枢軸」と呼び、武力攻撃する。
そして米政府は、中国を「脅威だ」と決めつけているように見受けられる。
無人機攻撃機って本当に卑怯だと思う。

時間ない。
では。

========================

きのう時間が無かったので、追記。(2010.01.13 pm12:41)

私は軍事マニアではないので、無人機の詳しいことについては分かりません。
ただ、パキスタンで以前、無人機に攻撃された住民の嘆き悲しむ様子を新聞で見て、
「無人機は本当に情容赦無いな」と、感じました。
「あれは誤爆でした。すみません。」と米軍に謝られたとして、誰が納得できるでしょうか。

(訂正:↑「パキスタン」ではなく、正しくは「アフガニスタン」です。20110114訂正)

無人攻撃機について、分かりやすく説明されているブログを見つけました。
ブログ:言語空間+備忘録様より、リンク・引用。
「軍用航空機の無人化」(2010年12月1日付)
の中の、
> 米国の航空関連企業は、この離着陸操作を完全に自律的に実行できる無人機用のソフトウェアも鋭意開発中です。これが完成すれば、今よりも少人数の地上支援クルーが、今よりも多数の無人機を同時に運用することが可能となり、米空軍の「省力化」は急速に進むでしょう。

> 米軍の無人機による攻撃が拡大している背景には、無人機攻撃を対テロ戦での中心に位置付けているオバマ政権の戦略がある。無人機攻撃は生身の兵士を直接の危険にさらさずに済むというメリットもあるが、何よりもコストパフォーマンスに優れている。


(訂正:20110114.17:41
「コストパフォーマン」→「コストパフォーマンス」)

「米空軍の「省力化」は急速に進む」
「無人機攻撃は生身の兵士を直接の危険にさらさずに済むというメリットもあるが、何よりもコストパフォーマンスに優れている」
という部分、(私はこのブログの管理人さんを批判しているのではないです)
米軍の軍事費削減とはこういうことだったのか、とか、
攻撃される側の人間など、「モノ」か「ゲームの仮想敵」としか思っていないのだろうと感じました。私は、アメリカ軍のやり方があまりにも非人間的だと訴えたいのです。

こういう流れは中国やインドなどの新興国も含め、世界中で進むのか。

バラク・オバマ氏にノーベル平和賞を授与したのは、フライングだったんじゃない?
完全にフライングだね。


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