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月夜の浜辺
2008年02月20日 (水) | 編集 |
なんか今日は、調子悪・・。
なぜか調子悪・・。
まあ、そういう時もあるね。

私は、月が好きだ。
夏のギラギラ照りつける太陽も好きだけれど、
冬の、「すべてを見通していますよ」という感じの
冷たい月がとても好き。
夏の月は、いまいちだなぁ。
ぼんやりしていて、生命力がない感じ。

月が好きだから性格は陰かというと、そうでもない。
どちらかというと、陽のほう。

というわけで、中原中也の詩を。
『中原中也詩集・大岡昇平編』(岩波文庫)より



「月夜の浜辺」


月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打ち際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
   月に向つてそれは放れず
   浪に向つてそれは放れず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
指先に沁み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
どうしてそれが、捨てられようか? 




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