秋葉原のあの事件、最近みんな、騒がなくなったような気がする。
「みんな」というのは、テレビに出てる人とか、‘識者’(犯罪学心理学)とか。
ネットの世界でも、もうこの事をあまり話す人いないのかな。自分が気が付かないだけか。
2ちゃんねるも最近、全然見ていないから分からない。

あの事件の犯人の加藤は今、精神鑑定を受けているのかな。
殺人を犯した人全員が受けるのかな。知らないけど。

最初はあの加藤に強い興味を持っていた。「孤独」とか「彼女がいない」とか、
そして、「派遣労働者」ということ。
私がもしあの世代に生まれていたら加藤みたいになっていたのかな、と。
でもあいつは、普通に会社で会話もできたようだし、飲み会なんかにも参加しているし、「溶け込めない」という感じでもなさそうに見えた。すごいお金が無いという感じでもなさそうだし。
それに、父親がどうのこうの・・という家庭環境も、よく考えればどこにでもありそうな。

秋葉原では、加藤に殺された人は、ぶつかるようにして一気に後ろから刺された人が多かったらしい。
あいつはどうして、その心のもやもやから、殺人へ行ってしまったのだろう。
あまりにも分からない。
刃物店の店員と話している姿は、全然普通の青年に見える。
そして、ダンプカーで人を思い切りはねて(死んでしまうことは分かってやったんだよね)、
これでもか、という風に人をナイフで刺す。
隔たりがありすぎて、分からない。全然知らない人を。


何でもかんでも、事件でも、消費して月日が過ぎていくように思う。
秋葉原のあの事件以降、東北で地震があったり、ガソリンがどんどん値上がりしたり、洞爺湖サミットがあったり、「大分県教員汚職事件」があったり、‘山本モナ騒動’があったり女子中学生が父親を刺したり、
その度に話題はそっちに振れて、
秋葉の事件はその重大性とは別に、今はもう(話題にするには)「古い」とまで感じ・・
(そう感じている人もいるかもしれない。私がネットに浸かっているからそう思うのか)
”ああ、あれね、あいつ死刑だよね。何だか精神鑑定するって言うじゃん。
いい加減何でもかんでも精神鑑定っていうのはやらなくていいんじゃない?”という、「事後処理」的な流れになっている感じがする。

私だって、あの秋葉の事件を取り上げて、ブログで記事にした。もちろんいろんな事を考えながら書いたんだけど、やはり「消費した」という感は否めない。
あいつは宇宙から降ってきて、いきなり人殺しをしたわけでもない。
この地球で、この日本という国で一市民として生活していた。私はどうもそのことを忘れ、ただの「題材」にしてしまったように思う。
何でもかんでも、消費。そんな感じがしてしまう。
大量生産、大量消費。
エコだの何だの言ったって、いつになっても結局、そこから逃れられない。

(敬称略)
(タイトルの表現が不適切だったので、一部書き換えました)
------------
どうしてもどうしても、秋葉原で起きた無差別殺傷事件について考えてしまう。

昨日12日(木)の朝日で、東浩紀さんという批評家が、この事件について書いた記事が載っていた。
私が、そうか・・・と思ったところを抜粋。

「アキバ系と言われる若者文化の担い手と、絶望した労働者やニートの層は、意外と重なっていた。
・・・・・・
その街を舞台に一種の『自爆テロ』が試みられたという知らせは、筆者にはありうることだと感じられた。・・・・・
筆者はいま『テロ』という言葉を使った。多くの読者は違和感をもつだろう。
テロといえば普通は、何らかの政治的主張を伴った、強い信念のもとでの行動を意味する。
・・・・・・通常の意味での政治的主張はない。容疑者はネットに大量の書き込みを残し・・
身勝手な劣等感ばかりが綴られ・・社会性のかけらもないように見える。

・・・・・・しかし・・そこにうかがえるのは、未熟なオタク青年が『逆ギレ』を起こし刃物を振り回したといった単純な話ではなく、むしろ、社会全体に対する空恐ろしいまでの絶望と怒りである。
・・・・・・もし彼が首相官邸や経団連本部に突っ込んでいたら、だれもがそれをテロと見なし、
怒りの実質に関心を向けただろう。彼はその点で幼稚だった。
無辜(むこ)の通行人を殺しても何も変わるわけがない。


・・・・・・容疑者はむろん厳罰に処すべきである。犯罪の計画性と残虐性は明らかであり、情状酌量の余地はない。
・・・・・・容疑者を英雄視することは許されない。ネットの一部では共感の声が現れているが、それこそ幼稚と言うべきだ。
しかし、テロリストを厳正に処罰することと、テロが生み出される背景を無視する事は異なる。
私たちは彼のような『幼稚なテロリスト』を不可避に生み出す社会に生きている。・・・」

そして今日。朝日新聞の‘働く’というコーナーで、【派遣は今】という連載が始まった。
----------
派遣先で「『補助的な仕事』とは名ばかりの本格作業で、カセイソーダが目に入り、病院で『科学眼外傷』と診断された40歳男性。現在労災を申請中。」

「大阪府30歳男性。毎日同じ職場で働く『定番』の仕事。ガラス加工の工場で、時給1000円。
今年2月、個人で入れる『地域労組さかい』を通し、派遣会社と交渉。給与から天引きされていた『安全協力費』の返還などを求めた。
男性は『中小の会社は、まだこっそりピンハネしている。
     黙っているとロボットのように扱われてしまうんです』」
----------

「ロボットのように・・・」
もし派遣先でケガをして、明日から出勤できなくなったら、他の人を新しく入れればいい?
文句を言う人は面倒だから、おとなしくて言うことを聞く人に取り替えればいい?

ついそんなことを考えてしまう。
2008.06.11 悲しそうな目
その寂しそうな目に、何かがある、と思ってウィンドウを開いた。
犬・猫の「里親募集」のコーナー。

悲しいとも寂しいとも思えるその目のわんこは、「みどり」(仮の名、らしい)という、MIXのメス犬。
経緯:処分される所を会で保護・・・とあった。

「処分」ってさ・・。

みどりちゃんは、「利口で穏やかな性格ですが馴れた人やオス犬にはやんちゃな面も見せ・・」
という風に紹介されていた。
うちの近所の、ナナちゃん(メス)に似ている。

ナナちゃんはうぴしが近寄ると、急にオオカミのように歯ぐきを出してうぴしを威嚇する。
でも、私にはスリスリと自分の体をこすりつける。よく分からん性格。でも可愛い。

その里親募集のコーナーで、みどりちゃんの前にも、悲しそうな目の犬がいた。
シーズー犬。7〜10歳というから、どこかで飼われていて、愛護センターに連れてこられたのか。
「愛護センター」かぁ・・。
 ”一度栄えし者でも 必ずや衰えゆく”
椎名林檎の「歌舞伎町の女王」の歌詞。
何故か今日はこの歌が頭をぐるぐる回っている。
===================
きのう深夜、‘宅間守について語るスレ’という、某巨大掲示板を見た。
新スレは最近まであまり伸びていなかったのに、きのうから書き込む人が増えていた。

こういう事件が起こると、容疑者の中・校生の頃の卒業アルバムがテレビで流され、
「同級生のインタビュー」が流れる。
例えば元担任だった先生などが、「おとなしく目立たない生徒だった」などというのをよく聞く。
「リーダー格で目立っていた」というのもある。

その容疑者がまるで「特別な存在」==おとなしく目立たなかったから事件を起こした。
あるいはリーダー格だったから事件を起こした。==という枠で最初に取り上げられているような気がして、それが気になる。

いつも考えてしまうのは、宅間守元死刑囚も、秋葉の事件の加藤容疑者も、生きてきていきなりあの状態になったわけではないだろう、ということ。
生まれて真っ白な状態からあのような事件を起こすまで、「目立たない」とか「目立つ」以前に、家庭に何か問題があったんじゃないか。そう思ってしまう。
もちろん、そんなことを今早急に取り上げてあーだこーだ言ったってしょうがないけど。

掲示板のスレでは、(加藤容疑者は)「死刑になるのかな」という書き込みもあった。

この前、強盗をした後に車に立てこもり、拳銃で自殺した男がいた。
何回も何回も凶悪事件を起こして、出所してその挙げ句、だ。
====================
何なんだろうな。
この秋葉7人殺害事件(大量殺人だ・・)は、とても嫌な感じだ。
世の中と自分の心に嫌な空気が流れているところへ、起きた感じだ。
世の中と自分はつながっている。

同じ日のきのう、34歳の主婦が夫婦喧嘩の末に夫を刺し殺してしまったというニュースも流れた。

もし私が何か事件でも起こしたら高校の卒業アルバムの写真でも出て、同級生のインタビューが出て、「すっごい目立たない感じで、いつも一人だったかな」(その通り)とか言うのかな。

「異物」は排除したくない。今まで生きてきた中で思うこと・・。

今から出かけよう。ダンナが、腰がすごく痛いという。
うちは畳なので、「正座」か「あぐら」になってしまう。‘座椅子’があるとらくだという。(ザ椅子と出た)
そごく痛そうだった・・買いに行ってこよう。
・・ら、らくだ?♪楽ばかりしてると〜 らくだにな・る・ぞ♪を思い出した。

今日は朝寝坊をした。そして昼も寝すぎた。
まったく父ちゃんお前のらくだ加減には情けなくて涙が出てくらぁ状態だ。アフー。
5月というのは、うちは出費が(税金、自動車保険)ものすごい多いというのは頭にあったが、
きのうはもう、ネジが外れてしまっている状態だった。

そして、帰ってきて夕飯の時に自動車会社の封筒に気づいた。
私「?何これ。ああまた、広告か」
ダンナ「え?俺の車、今年車検」
・・・・(´Д⊂ ぁぁぁぁぁ・・・・そして買ってから5年ということは私の車も今年車検だと気づいた。
もう、ガビーン・・。
以前はちゃんと家計簿のようなものをつけていた。でも、2〜3年前くらいからか、どんぶり勘定。
とにかく、払うものは払わないと・・。
ダンナ、ごめんなさい。m(_ _ )m・・・

きのうは14万7000円のバイクの部品が届いたので、ダンナはご機嫌だった。
だから私も、頭にきてちゃいけない。ダンナが、「少しでもこのお金をお母さんに返そう」と言うのを期待しちゃいけない。ダンナはダンナ、私は私、こう考えれば頭には全然来ない。両方のメリットだけを考えればいい。それでよしだわ。あーあ。

夕食後に私は新聞を読んでいて、「声」の欄に、36歳の3人の子どもがいる女性の
『「専業主婦」も立派な仕事だ。アメリカの人材情報会社の調べによると子供のいる専業主婦では、年棒1200万に相当するらしい』
という投稿が目に止まったので、その事をダンナに「ねえ、こんなことが書いてある」と話しかけてみた。
そしたら、「世の中の女どもは‘亭主元気で留守がいい’とか言いやがるわりには、スイート10ダイヤモンドよこせだの、バレンタインのお返しにアクセサリーがいいだの言うから、最低。(私はそんなこと言ってないよ〜)それに旦那は昼間吉牛で、自分たちは豪華なランチ食ってんじゃん。」と言う。

はえぇぇ?
ダ「だからさ、旦那の小遣いだって一方的に奥さんが決めるんじゃなくてどーのこーの・・」
私「ふぅーん・・じゃあ、夫婦で話し合って、決めた方がいいってことかな?」
ダ「はぁ?何で○子はすぐそうなるの?そういう意味じゃな・く・て!」(怖い〜怒ってる)
私「ええっ・・はぁ・・じゃあ、○○はどうすればいいと思うの?」
ダ「だってそりゃ、男だって働いてるんだから、女がいくら子育てが大変って言ったって、お金を稼いでくるのは旦那なんだから、感謝してもらわないと」

何だかよく分からなくなってきた。ダンナが感情的になってしまい、言いたいことがよく私に伝わらない・・それか、私の頭がアホなのか。
とにかく、この話を振ったのは間違いだと思った。

しかし・・「専業主婦」ってヤな言葉だと思った。「ニート」と、やたらに区別したがって見下すような風潮もイヤだ。「後期高齢者」は、さらにひどい。